2009年2月「真空管アンプ設計製作自在」発行

           B5版 287ページ  誠文堂新光社発行  定価3000円

目 次

第1章  真空管回路の基礎
 
1.1  真空管の原理
   1.1.1 2極管
   1.1.2 3極管
   1.1.3 多極管
 1.2  真空管使用上の注意
   1.2.1 真空管の構造
   1.2.2 最大定格
   1.2.3 微小信号の場合
 1.3  真空管の働き
   1.3.1 3定数
   1.3.2 増幅作用
 1.4  電圧増幅回路と電力増幅回路
   1.4.1 特性曲線にもとづく設計
   1.4.2 抵抗容量結合増幅使用例の利用
   1.4.3 電力増幅の原理
 1.5  デシベルと周波数特性
   1.5.1 デシベル
   1.5.2 周波数特性
 1.6  NFB(負帰還)
   1.6.1 NFBの回路構成
   1.6.2 直列入力形
   1.6.3 並列入力形
   1.6.4 並列帰還形
   1.6.5 直列帰還形
   1.6.6 カソードフォロワー

第2章  プリアンプの回路
 2.1  アナログレコードの録音特性とピックアップ
 2.2  CR形イコライザー
   2.2.1 CRネットワークを挿入した回路
   2.2.2 定インピーダンス・ネットワーク
 2.3  NFB形イコライザー
 2.4  イコライザーの入出力部
   2.4.1 イコライザーアンプの入力回路
   2.4.2 SRPP電圧増幅回路
 2.5  プリアンプの出力段
   2.5.1 接続機器の入出力レベルとインピーダンス
   2.5.2 プリアンプ出力段の回路
 2.6  トーンコントロール
   2.6.1 CR形トーンコントロール
   2.6.1 NFB形トーンコントロール
 2.7  付属回路
   2.7.1 録音再生端子
   2.7.2 ステレオのコントロール
   2.7.3 ラウドネスコントロール
   2.7.4 フィルター類

第3章  パワーアンプの回路
 3.1  出力段の動作
 
  3.1.1 A級電力増幅回路
   3.1.2 AB級、B級、C級電力増幅回路
   3.1.3 プッシュプル回路
 3.2  位相反転回路
   3.2.1 トランスによる位相反転回路
   3.2.2 真空管の位相反転作用を利用した回路
   3.2.3 PK分割形位相反転回路
   3.2.4 高利得PK分割形位相反転回路
   3.2.5 クォード形位相反転回路
   3.2.6 位相反転回路の比較
 3.3  差動増幅器
   3.3.1 差動増幅器の動作
   3.3.2 定電流回路
   3.3.3 差動増幅器の回路
 3.4  並列形プッシュプル回路
   3.4.1 プッシュプルの直列方式と並列方式
   3.4.2 マッキントッシュ形
   3.4.3 バイファイラーを使わない回路
   3.4.4 SEPPとBTL出力回路
   3.4.5 SEPPのドライブ回路

第4章  出力段の設計
 4.1  真空管規格表の利用
 4.2  シングル動作
   4.2.1 3極管シングル
   4.2.2 2次歪の打ち消し
   4.2.3 5極管(ビーム管)シングル
 4.3  プッシュプル動作
   4.3.1 3極管プッシュプル
   4.3.2 5極管(ビーム管)プッシュプル
 4.4  真空管の係数変換と特性推定
 4.5  OTLの出力段

第5章  パワーアンプのNFB
 5.1  出力段NFBの方式
   5.1.1 ウルトラリニア方式
   5.1.2 P-G帰還方式
   5.1.3 カソードNFB方式
 5.2  周波数特性と位相特性
 5.3  ボード線図とNFBの安定化
   5.3.1 ボード線図
   5.3.2 特性の補正
   5.3.3 TIM歪み、IIM歪み

第6章  電源回路
 6.1  A電源
 6.2  B電源
 6.3  C電源
 6.4  定電圧電源

第7章  回路の総合設計
 
7.1  プリメインアンプの回路構成
   7.1.1 回路構成上の問題点
   7.1.2 現代のプリメインアンプ
 7.2  プリアンプ回路例
   7.2.1 アルテックA-433A
   7.2.2 GE A1-200
   7.2.3 リーク バリスロープ
   7.2.4 クォード22
   7.2.5 マランツ7
   7.2.6 ラックスCL-34/A3034
 7.3  パワーアンプの回路
   7.3.1 パワーアンプの最大出力
   7.3.2 黎明期の著名機
   7.3.3 エポックメイキングだった回路
   7.3.4 英国系アンプ
   7.3.5 米国系アンプ
   7.3.6 バリアブルダンピングファクターコントロール

第8章 部品と製作
 
8.1  トランス類
   8.1.1 出力トランス
   8.1.2 入力と段間トランス
   8.1.3 電源トランス
   8.1.4 鉄心
 8.2  抵抗とキャパシター
   8.2.1 固定抵抗
   8.2.2 キャパシター
   8.2.3 可変抵抗器(VR)
 8.3  スイッチと配線材料
   8.3.1 スイッチ
   8.3.2 リレー
   8.3.3 配線材料
 8.4  シャシーと配線方法
   8.4.1 シャシーの構造
   8.4.2 配線方法
   8.4.3 アース配線

第9章 調整と測定
 9.1  アンプの調整方法
   9.1.1 パワーアンプの動作の確認と調整
   9.1.2 NFBの調整
   9.1.3 発振対策
   9.1.4 歪率計を使った調整
   9.1.5 プリアンプの調整とトラブル対策
 9.2  パワーアンプの測定
   9.2.1 入力対出力特性
   9.2.2 周波数特性
   9.2.3 歪率特性
   9.2.4 SN比、ダンピングファクターなど
 9.3  プリアンプの測定
   9.3.1 周波数特性
   9.3.2 入出力レベルと歪率、出力インピーダンス

第10章 製作例3題
 10.1 アナログディスク対応CR形プリアンプ
   10.1.1 前置解説
   10.1.2 イコライザー段の回路
   10.1.3 フラットアンプ部
   10.1.4 電源部など
   10.1.5 部品、構造、製作
   10.1.6 調整、測定、試聴
 10.2 カソードフォロワー直結ドライブ300Bシングル
   10.2.1 300Bの規格、動作例
   10.2.2 部品と製作
   10.2.3 調整と結果
 10.3 差動形位相反転ドライブKT88プッシュプル
   10.3.1 KT88プッシュプル
   10.3.2 回路設計
   10.3.3 部品と製作
   10.3.4 調整と結果  

付録
   主要出力管規格
   抵抗容量結合増幅器動作例
   固定抵抗、キャパシターの表示
   配線のカラーコード、3極プラグジャックの接続
   デシベル換算表
   出力電圧対電力換算表 

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